HIP HUBでできること #011|HIPHOP4大要素と表現者の探し方
ラップを聴くのは好きだけれど、DJやダンス、グラフィティのことはよく分からない。HIPHOPに興味を持ち始めた人の多くが、こんな入口に立っています。HIPHOPは音楽ジャンルであると同時に、いくつもの表現が重なり合ったカルチャーです。
この記事では、HIPHOPの「4大要素」と呼ばれるMC・DJ・ブレイキン・グラフィティの基本をおさらいしたうえで、HIP HUBのクリエイターカテゴリーを使って、それぞれの表現者を見つける具体的な方法を紹介します。
HIPHOPの4大要素とは
HIPHOPは、ラップだけでなく複数の表現がひとつの場で育ってきたカルチャーだと一般に説明されます。その中心としてよく挙げられるのが、MC・DJ・ブレイキン・グラフィティの4つで、「4大要素」と呼ばれています。
MC(ラップ)
MCはマイクを握り、リズムに乗せて言葉を届ける表現者です。現在ではラッパーとほぼ同じ意味で使われることが多く、作品として曲を作る人もいれば、即興で言葉を紡ぐフリースタイルやMCバトルを得意とする人もいます。
DJ
DJはレコードやデータの音源をつなぎ、フロアの空気をつくる役割です。曲を途切れさせずにつなぐミックスのほか、レコードをこすって音を出すスクラッチなど、ターンテーブルそのものを楽器のように扱う技術もあります。
ブレイキン
ブレイキンは、曲の間奏部分(ブレイク)で踊るところから発展したとされるダンスです。立って踊るステップ、床での足技、回転技、ポーズで止める動きなどを組み合わせ、バトル形式で技とスタイルを競い合う文化があります。
グラフィティ
グラフィティは、スプレーなどで文字や絵を描くビジュアル表現です。自分の名前をデザインした文字から大きな壁画のような作品まで幅広く、いまではキャンバス作品やアパレルのデザインなどにもその美学が広がっています。
4大要素とHIP HUBのクリエイターカテゴリーの対応
HIP HUBでは、クリエイターがプロフィールに自分の活動分野を「カテゴリー」として設定できます。大分類と小分類があり、複数選択もできるため、4大要素の表現者をカテゴリーから探しやすくなっています。
- MC:大分類「ラッパー・MC」
- DJ:大分類「DJ」
- ブレイキン:大分類「ダンサー」の小分類「ブレイキン」。同じダンサーの中に「ヒップホップダンス」「フリースタイル」もあります
- グラフィティ:大分類「グラフィティ・アート」の小分類「グラフィティ」。同じ分類に「イラスト」もあります
4大要素の周りにも、シーンを支える表現者のカテゴリーがあります。ビートを作る「トラックメイカー・ビートメイカー」(小分類にビート販売、ミックス・マスタリング)、「ビートボクサー」、「映像・MV制作」(MV制作、ライブ映像)、「フォトグラファー」(ライブ撮影、アーティスト写真)、「アパレル・デザイン」(アパレル、アートワーク・ロゴ)、「ライター・メディア」などです。一本のMVやひとつのイベントの裏には、こうした多くの役割が関わっています。
クリエイターカテゴリーで表現者を探す手順
ここからは、HIP HUBでカテゴリーを使って表現者を探す流れを紹介します。
- HIP HUBにログインし、「さがす」からクリエイター一覧を開きます。
- 絞り込みで、探したいカテゴリー(例:「ダンサー」)を選びます。必要に応じて都道府県や名前でも絞り込めます。
- 一覧に表示されたクリエイターのプロフィールを開き、自己紹介・カテゴリー・これまでの投稿を確認します。
- プロフィールにSNSリンク(Instagram、YouTube、SoundCloudなど)が登録されていれば、外部での活動もあわせてチェックします。
- 気になった人をフォローし、タイムラインで新しい投稿を追いかけます。
クリエイター一覧には本人確認済みのクリエイターが表示され、注目・アクティブ・新着などの並び順も選べます。名前が分かっている場合は、検索(3文字から)でクリエイターとポストをまとめて探すこともできます。また、投稿本文の「#ブレイキン」のようなハッシュタグはリンクになっていて、タグページで同じタグの投稿をまとめて見られます。カテゴリー、検索、ハッシュタグを組み合わせると、まだ知らない表現者に出会える幅が広がります。
要素ごとの楽しみ方のヒント
見つけた表現者の作品は、要素ごとに相性のよい機能で楽しむと理解が深まります。
- MC:プロフィールの「音源」タブや「さがす」の音楽から音源を再生し、クリエイターが入力していれば歌詞やクレジットも表示して、言葉選びや制作に関わった人をたどってみましょう。
- DJ:ライブ配信をしているDJなら、配信が始まったときに届く通知や、TLの「ライブ」タブから配信を見つけられます。コメントでリアクションしながら聴くのもひとつの楽しみ方です。
- ブレイキン・ダンス:縦型ショート動画のHub Shortは、短い時間で動きを見るのに向いています。おすすめ順に流れてくる動画から、新しいダンサーに出会えることもあります。
- グラフィティ:写真のポストで作品が発信されることが多い分野です。プロフィールの「画像」タブを見ると、作品をまとめてチェックできます。気に入った投稿はブックマークしておくと、あとで見返せます。
表現者が出演・主催するイベントがHIP HUBで告知されていれば、イベント詳細からチケットを購入して現場に足を運ぶこともできます。画面越しに知った表現を実際の空間で体感するのは、HIPHOPならではの楽しみです。
探すときに気をつけたいこと
カテゴリーはクリエイター本人が選んで設定するもので、複数選択もできます。ひとつの肩書きだけで活動の全体像を判断せず、投稿や自己紹介もあわせて見るのがおすすめです。ラップもビートも作る人、ダンサーでありながら映像も撮る人など、要素をまたいで活動する表現者は少なくありません。
また、HIP HUBでは権利のない写真・動画・音楽の投稿は禁止されています。グラフィティ作品やライブの様子を自分で撮って投稿するときは、作品や被写体の権利に配慮しましょう。気になる表現者の投稿にコメントするときも、作品への敬意を言葉にすることを大切にしてください。
なお、HIP HUBのアカウント作成は無料です。iOSはApp Store、Androidは公式サイト(hiphub.jp)からダウンロードでき、ブラウザ版でも利用できます。
まとめ
HIPHOPの4大要素であるMC・DJ・ブレイキン・グラフィティは、それぞれが独自の技術と美学を持ちながら、ひとつのカルチャーとしてつながっています。HIP HUBでは、クリエイターカテゴリーの大分類・小分類を手がかりに、それぞれの表現者を絞り込んで探せます。
まずは興味のある要素をひとつ選び、カテゴリーで絞り込んで数人をフォローしてみてください。音源、Hub Short、ライブ配信、イベントと、表現に合った形で作品に触れるうちに、HIPHOPの奥行きが少しずつ見えてくるはずです。
よくある質問
Q. HIPHOPの4大要素とは何ですか?
一般にMC(ラップ)・DJ・ブレイキン・グラフィティの4つを指します。言葉、音、ダンス、ビジュアルという異なる表現が、ひとつのカルチャーとして育ってきました。
Q. HIP HUBでブレイキンのダンサーを探すにはどうすればいいですか?
「さがす」のクリエイター一覧で「ダンサー」カテゴリーに絞り込み、プロフィールで小分類(ブレイキンなど)を確認します。「#ブレイキン」などのハッシュタグのタグページから探す方法もあります。
Q. HIP HUBのクリエイターカテゴリーは複数選べますか?
はい。大分類と小分類があり、複数選択できます。ラッパーとビートメイカーを兼ねるなど、複数の分野で活動している人も設定できます。