HIP HUBでできること #045|ライブコマースでグッズを売る方法と準備
Tシャツやステッカー、CDやビートのデータ。グッズをショップに並べても、ただ置いておくだけではなかなか手に取ってもらえません。一方でライブ配信なら、実物を見せながら、作った背景やこだわりを自分の言葉で伝えられます。その場で質問に答えられるのも、配信ならではの強みです。
この記事では、HIP HUBのライブ配信中に自分のショップ商品を紹介して販売につなげる「ライブコマース」の使い方を、配信前の準備、配信中の見せ方、視聴者の購入の流れ、配信後の対応まで順を追って解説します。
ライブコマースとは:配信で見せて、商品ページで買ってもらう
HIP HUBのライブコマースでは、配信者が配信中に自分の出品を追加・削除し、いま紹介している商品をピン留めして目立たせることができます。売り切れた商品には売り切れの表示が出るので、視聴者も在庫の状況をその場で把握できます。
視聴者が物販の商品を買うときは、配信で紹介された商品からWebの商品ページへ移動して購入手続きを行います。配信は「商品の魅力を伝え、購入のきっかけをつくる場」、商品ページは「落ち着いて内容を確認して買う場」という役割分担だと考えると分かりやすいでしょう。
ライブ配信では、視聴者がコメントやいいねで反応したり、チップやギフトを送ったりできます。ギフトは視聴者全員の画面に演出が表示されるため、配信の盛り上がりがそのまま伝わります。グッズの紹介と双方向のやり取りを同じ場で行えるのが、ライブコマースの魅力です。
配信前の準備
ライブ配信とショップへの出品は、どちらも本人確認済みのクリエイターが使える機能です。本人確認がまだの人は、身分証の表・裏、身分証を持った自撮りの3点と住所を提出し、承認を受けておきましょう。そのうえで、次の点を整えてから配信に臨みます。
- ショップへの出品を済ませる:配信で紹介できるのは自分の出品です。商品名、説明、価格、物販なら在庫・内容物・状態・配送方法・送料・発送日数を設定しておきます。
- 紹介する順番を決める:主役の新作、定番、在庫の少ない限定品など、話す順番と時間配分を決めておきます。紹介する点数を絞ったほうが、視聴者は迷わずに済みます。
- 在庫を確認する:配信中に売り切れることも想定し、追加の予定があれば伝えられるようにしておきましょう。
- 配信の公開範囲を決める:ライブ配信は、全員(無料配信が許可されている場合)、チケット購入者、応援登録者の中から公開範囲を選べます。グッズを広く知ってもらいたい回なのか、サポーターに向けてじっくり紹介する回なのか、目的に合わせて選びましょう。
- 配信を予告する:予約投稿で告知ポストを出しておくと、当日の視聴者が集まりやすくなります。配信を始めると通知も届きます。
ライブ配信で商品を紹介する手順
準備ができたら、配信を始めて商品を紹介します。基本の流れは次のとおりです。
- アプリ下部の「投稿(+)」から「ライブ配信」を選び、公開範囲を決めて配信を始めます。
- 配信中に、自分の出品の中から紹介したい商品を追加します。紹介を終えた商品や、今回は扱わない商品は削除できます。
- いま紹介している商品をピン留めして目立たせます。紹介する商品が変わったら、ピン留めも切り替えます。
- コメントで寄せられたサイズ感や素材、届くまでの流れなどの質問に、その場で答えます。購入は商品ページから行うことも一言添えましょう。
- 配信終了後、HIPHUB STUDIOの「管理」から注文を確認し、物販は発送、オーダーメイドは制作に取りかかります。
配信中は、商品を手に取って実際に見せる、着てみせる、ビートなら一部を流してみるなど、商品ページだけでは伝わらない情報を意識して届けましょう。「このデザインはこの曲のリリックから来ている」といった背景の話は、ファンにとって何よりの購入理由になります。配信を端末で録画しておけば、終了後にキャプションと価格(空欄なら無料)を付けてアーカイブとして公開することもできます。
視聴者はどうやって買うのか
視聴者は、配信で紹介された商品から商品ページへ移動して購入します。物販の場合は、宛名・住所・電話番号を入力します(郵便番号から住所を自動入力でき、届け先を保存しておくこともできます)。支払い方法は設定によって異なり、銀行振込の場合は入金が確認されてから発送されます。
購入後の流れは、商品の種類によって異なります。
- デジタル:購入後にダウンロードできます。アプリからもダウンロード可能です。
- 物販:出品者が「発送済み」にし、商品が届いたら購入者が「受け取りました」を押します。これで代金が出品者の売上になります。押さなくても、発送から一定の日数が過ぎると自動で確定します。
- オーダーメイド:購入者が作ってほしい内容を伝え、出品者が納期までに制作して届けます。
配信の中で「届いたら受け取りましたを押してください」「領収書は購入履歴から出せます」と一言伝えておくと、購入後の不安が減ります。迷っている視聴者には、商品の「検討する」を押しておけば再入荷時に通知が届くことを案内するのもよいでしょう。
注意点とよくあるつまずき
ライブコマースで起こりやすいつまずきと、その対策をまとめます。
- 「配信を見ながらその場で決済できる」と案内しない:物販の購入は商品ページで行います。視聴者が戸惑わないよう、購入の流れを正しく伝えましょう。
- 発送が遅れる:配信で注文が集中すると、発送作業が追いつかないことがあります。発送期限を過ぎて未発送の注文は自動で返金されるため、発送日数は無理のない設定にし、やることリストで発送待ちを確認しましょう。
- 受取確認がされない:物販の売上は受取確認で確定します。自動確定もありますが、購入者にひと声かけておくと早く確定します。
- サイト外取引に誘導しない:配信のコメントやメッセージで、外部での購入や支払いを案内することは禁止事項です。HIP HUBの中で取引することで、受取確認の仕組みによる保護が受けられます。
- 権利の確認:権利のないデザインや画像を使ったグッズは販売しないようにしましょう。配信中に流す音楽についても注意が必要です。
まとめ
HIP HUBのライブコマースは、配信中に自分の出品を追加・削除・ピン留めしながら紹介し、視聴者に商品ページから購入してもらう仕組みです。本人確認と出品、在庫の準備、配信の公開範囲と告知、紹介する順番を決めておけば、当日は商品の魅力を伝えることに集中できます。
グッズは、あなたの音楽やスタイルをファンが日常に持ち帰るためのものです。作った背景やこだわりを自分の言葉で届けながら、ファンと一緒に盛り上がる販売の場をつくっていきましょう。
よくある質問
Q. HIP HUBのライブ配信中に商品を紹介するにはどうすればいいですか?
配信中に自分のショップの出品を追加し、紹介中の商品をピン留めして目立たせます。紹介を終えた商品は削除でき、売り切れた商品には表示が出ます。
Q. 視聴者は配信を見ながらその場で商品を買えますか?
物販を買うときは、配信で紹介された商品からWebの商品ページへ移動して購入手続きを行います。物販では宛名・住所・電話番号の入力が必要です。
Q. ライブコマースを始めるのに必要な準備はありますか?
ライブ配信とショップ出品は本人確認済みのクリエイターが使える機能です。本人確認を済ませ、紹介したい商品をショップに出品しておきましょう。