HIP HUBでできること #049|事務所(プロダクション)の作り方と所属の探し方
「アーティストを集めてチームで活動したい」「マネジメントをしてくれる事務所を探している」。HIPHOPのシーンでは、クルーやレーベル、マネジメントなど、個人の枠を超えた活動の形がたくさんあります。とはいえ、事務所とアーティストが出会う場は限られていて、知り合いのつながりに頼りがちです。
HIP HUBには、事務所(プロダクション)とクリエイターをつなぐ機能があります。この記事では、事務所を作る側の流れ(申請→承認→公開、募集、スタッフ)と、所属したいクリエイターが事務所を探して応募する流れを、それぞれの立場から解説します。
事務所(プロダクション)機能でできること
HIP HUBの事務所機能は、事務所がアーティストを募集し、クリエイターが応募して所属するための仕組みです。事務所の一覧は「さがす」の「プロダクション」から見られます。
- 事務所側:事務所のページを作成し、募集中に切り替えてクリエイターからの応募を受け付けます。応募に対しては承認するか、メッセージを添えてお断りします。スタッフを追加して運営を分担することもできます。事務所にも売上と出金の機能があります。
- クリエイター側:一覧から事務所を探し、募集中の事務所に応募します。応募状況の確認や、応募の取り消しもできます。
所属した後も、クリエイター本人の投稿・ショップ・イベントは本人が運営します。事務所に所属したからといって、アカウントの運営が事務所に移るわけではありません。所属の条件(費用や分配など)は事務所ごとに異なります。
なお、活動タイプで「個人での活動」を選んでいる場合は、事務所関連の画面は表示されません。事務所の機能を使いたい場合は、活動タイプを切り替えてください。
事務所を作る手順(申請→承認→公開)
事務所は、作成を申請し、運営の承認を受けてから公開される流れです。基本の手順は次のとおりです。
- 活動タイプが「個人での活動」になっていないかを確認し、必要なら切り替えます。
- 事務所の作成画面で、名前・説明・募集文・Webサイト・ロゴ・表紙を入力します。
- 内容を確認して申請します。申請後は運営の承認待ちになります。
- 運営に承認されると、事務所が公開されます。
- アーティストを募集するときは「募集中」に切り替え、応募を受け付けます。
- 運営を手伝うメンバーがいれば、スタッフとして追加します。
事務所のページは、クリエイターが「ここに所属したい」と判断する材料になります。説明には、どんなジャンルやスタイルのアーティストが所属しているのか、どんな活動を支援できるのか(ライブのブッキング、制作、グッズ、プロモーションなど)を具体的に書きましょう。募集文には、求めている人物像や、所属の条件の考え方を分かりやすく書いておくと、ミスマッチを防げます。
所属したいクリエイター向け:事務所の探し方と応募
事務所に所属したいクリエイターは、「さがす」の「プロダクション」から事務所の一覧を見て、気になる事務所のページを確認しましょう。説明や募集文、Webサイトに加えて、所属しているアーティストの発信や作品も見ておくと、その事務所の色が分かります。
応募できるのは、本人確認済みのユーザーです。本人確認は、身分証の表・裏、身分証を持った自撮りの3点と住所を提出し、運営の審査で承認されると完了します。応募の流れは次のとおりです。
- 募集中の事務所を選び、応募します。
- 応募時には、メッセージとカテゴリーを添えます。
- 応募後は、応募状況を確認できます。考えが変わった場合は応募を取り消せます。
- 事務所から承認されれば所属となり、お断りの場合はメッセージが届きます。
応募メッセージには、自分の活動内容、これまでのリリースやライブ、事務所に所属して実現したいことを簡潔に書きましょう。応募を受けた事務所があなたのプロフィールを確認することも考えられるので、プロフィールの自己紹介やクリエイターカテゴリー、音源やHub Shortなどの発信を整えておくことも、立派な応募準備です。
募集文と応募メッセージに書きたいこと
事務所の募集文と、クリエイターの応募メッセージは、お互いの最初の「名刺」です。どちらも、具体的であるほど話が早く進みます。
- 事務所の募集文:募集しているカテゴリー(ラッパー・MC、DJ、ダンサー、トラックメイカーなど)、求める活動の頻度や拠点、事務所として支援できること、条件についての問い合わせ方法。
- クリエイターの応募メッセージ:活動しているカテゴリーと拠点、代表作やよく出演している現場、今後1年でやりたいこと、事務所に期待するサポート。
お断りの連絡にもメッセージを添えられるので、事務所側は理由や今後の可能性を一言伝えると、シーンの中での信頼につながります。
注意点とよくあるつまずき
事務所とクリエイターの関係は、長く続くものです。事務所を作る側、所属する側の双方が、次の点に気をつけましょう。
- 所属条件は必ず事前に確認する:費用や分配などの条件は事務所ごとに異なり、HIP HUBが一律に決めているものではありません。所属前に、条件を書面などで確認しておくことをおすすめします。契約に関わる判断で迷う場合は、専門家に相談するのも一つの方法です。
- 活動タイプの設定:「個人での活動」を選んでいると事務所の画面が表示されません。「事務所の機能が見当たらない」というときは、まず活動タイプを確認しましょう。
- 承認前は公開されない:事務所は運営の承認を受けてから公開されます。募集を始める時期は、承認までの時間も見込んで計画しましょう。
- サイト外取引の誘導は禁止:所属を口実にして、HIP HUBの外での支払いや取引に誘導することは禁止事項です。不審な勧誘を受けた場合は通報しましょう。
- なりすましに注意:実在の事務所やレーベルを装うなりすましは禁止事項です。応募前に、事務所のWebサイトや所属アーティストの発信を確認しておくと安心です。
まとめ
HIP HUBの事務所(プロダクション)機能を使えば、事務所はページを作って運営の承認を受け、募集中に切り替えてアーティストを迎えられます。クリエイターは「さがす」から事務所を探し、本人確認を済ませたうえでメッセージとカテゴリーを添えて応募できます。所属後も、投稿・ショップ・イベントは本人が運営します。
条件をしっかり確認し、お互いの活動の方向性が合う相手と出会うことが、長く続く関係の第一歩です。事務所を作る人も、所属を考えている人も、まずはプロフィールと事務所ページを整えるところから始めてみましょう。
よくある質問
Q. HIP HUBで事務所を作るにはどうすればいいですか?
事務所の作成画面で名前・説明・募集文・Webサイト・ロゴ・表紙を入力して申請し、運営の承認を受けると公開されます。公開後は募集中に切り替えて応募を受け付けられます。
Q. 事務所に応募するのに条件はありますか?
応募できるのは本人確認済みのユーザーです。募集中の事務所に、メッセージとカテゴリーを添えて応募します。
Q. 事務所に所属したら、自分の投稿やショップは事務所が管理しますか?
いいえ。所属後も、投稿・ショップ・イベントは本人が運営します。所属の条件(費用や分配など)は事務所ごとに異なるため、事前に確認しましょう。